ヨコハマ本牧模型工房 Honmoku Miniaturen Werkstatt

窓の向こうに煙突が見えた~♪ おやじモデラーの雑記帳

AMTアーテル 1/72 B-52H ストラトフォートレスを作る ~①

現在作りかけで中断しているプラモデルで最大のモノです。

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「AMT-ERTL」は、1948年創業のアメリカのモデルメーカーで1/25スケールのカーモデルでは「Jo-Han」と並んでかなりの老舗です。アメリカの自動車産業の成長と共にビジネスを拡大しました。

「Jo-Han」が1970年代に入ると自動車産業と同じ様に衰退の道を辿ったのとは対象的に、「AMT」はTVドラマの「スタートレック」や「スターウォーズ」のアイテムのプラモデルの販売権を握っていたことやホットロッド、トラックシリーズなど乗用車以外のカーモデルの発売で苦境を乗り切りました。

1983年に「ERTL」社に買収されて現在まで続く「AMT-ERTL」になりました。

 

老舗なんですけど、後発メーカーに比べると残念ながらクオリティ的にはイマイチで、リリースが旧いモデルは組み立てに苦労したイメージしかありません。

 

そんな感じですから、この「B-52H」が唐突に1993年に発売された時にはえらく違和感を感じましたが、当時世界で唯一のプラモデルでしたから、東神奈川の『モケイラッキー』に入荷されて直ぐ購入しました。

…で、箱を開けてガックシ。(o_o;)

無理やりにリリースを急いだのか?と思うほど、色々なところが粗削り過ぎて修正せずには組み立てが困難なほど。

 

ディテールアップに必要な資料集めを始め、仮組して分からないところが出ると、新しい資料が見つかるまで作業は中断、それを繰り返してる内に年月は滔々と流れ、はや20+α年… というモデラーが陥りがちのパターンに嵌りました。

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2018年に「Model Collect」から新しい 1/72 B-52G が発売され、こっちも即買いしてしまいました。当然にクオリティも組み易さは比較になりません。

「コレは棄てちまおうか…」と下駄箱の下にずっと押し込んであったのですが、今年になって「出来の悪い子を立ち直らせる」気になって作業を再開しました。

 

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ディテールアップは機首部の作り込みがメインで、下面のEVSポッドはかなり手を入れています。

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昔の「モデルアート」に載ってた改造記事をマネて、機体表面のシワを再現するためにアルミテープを裁断したものを貼り付けてみましたが、サーフェイサーを吹いてから機体色を塗ったら、全~然目立たなくなってしまった。ムダな作業でした。

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デカイ模型の上にパーツの合いが悪く、そこら中にできる大きな隙間をパテで埋める必要があります。

何とかひと段落ついて、全体にサーフェイサーを吹いたところで作業はストップ。

筆塗りで仕上げられるサイズじゃないのですが、エアブラシ使うのが面倒なので、気分が乗るまで「B-52H」は暫くはお休みです…zzzzz