レベル 1/720 アークロイヤルの製作~①
またもや違うプラモデルの製作記… いったい幾つ製作途中なのか?
ドイツRevell社のかな~り旧いモデル、1/720 ARK ROYAL。
いつの発売か知りませんが、私は伊勢佐木町の「にっかつ会館」にあった、当時横浜で最大の総合模型店『Big Boy』で初めて購入した記憶があるので、1970年代後半でしょうか。
第二次世界大戦中の英国空母とアイテムとしてはとてもレアな存在という点では貴重なモデルでしたが、クオリティは劣悪で、ディテールは甘いわパーツの変形やヒケ、欠損も多く組み立てるのが難儀なモデルです。
唯一オイシイのは、オマケにトライバル級駆逐艦が附属している事。
これもまぁ、出来はアレなんですが… (^_^;)
Revell社はアメリカマーケットでは1980年代に酷い販売不振に陥ってしまい、比較的堅調なドイツからは分社されてフランスのおもちゃメーカー『CEJI』の傘下に入っていたことがありました。
コレはその当時に『CEJI』ブランドで発売されたロットですね。
1990年前後に、東神奈川の駅前にあった模型店『モケイラッキー』で見つけて購入したものです。既に30年前かぁ…
このアークロイヤルも、2015年にアオシマがウォーターラインシリーズで 1/700を発売した事で(当然にディテールは遥かに上等)、模型としての価値は無いに等しくなってしまったのですが…
このまま棄ててしまうのも何だか勿体ないし、こういう“出来の悪い子”を、自分の力で立派に更生させてこそ、ベテランモデラーじゃないか! という変な使命感から、チマチマと改良を始めてしまいました。
まず、艦底にはプラ板を貼ってウォーターラインモデルにし、開口部は全部抜いて形状を修正し、舷窓のモールドも1コずつ彫り直して…と、いつになれば完成するか見当もつきませんけどね。
ところで、伊勢佐木町の「にっかつ会館」と言えば、私が『Big Boy』でプラモデルを漁っていた時代には、名前の通りに上階はポルノ映画館だったのですが、1980年代になるとディスコに模様替えしてましたね。
ジャングルみたいな内装の『OXUMTRAP(オクスントラップ)』とか。
これも懐かしいですね。
アノ頃に踊ってた人達も、大方は既に50歳代ですもんね…(^o^)